「何もいらない」義母と「しまむらに行きたい」実母|母の日のリアル

介護

前回の記事で、サナエちゃんの引っ越し準備がなかなか進まない件を書きました。

👉 母との同居まであと1ヶ月。引っ越し準備が全然進まない件

今回は少し箸休め的な話で、今年の母の日のことを書きます。

うちには「お母さん」が二人います。
義母と、実母・サナエちゃん(79歳)。

同じ母の日でも、二人のキャラクターが真逆すぎて、毎年なかなか一筋縄ではいかないんです(笑)


この記事でわかること

  • 「何もいらない」という義母への上手な渡し方(ホームセンター商品券作戦)
  • しまむらに開眼した実母の話
  • 引っ越し前なのに物を増やしてしまう親への向き合い方
  • 「本当はどうしたい?」を想像しながら動くことの大切さ

義母は「何もしなくていい」と言うけれど……

うちの義母は、とにかく気を遣うタイプです。

母の日が近づくと必ず「何もしなくていいよ」と先手を打ってくる。
お誕生日のときも同じです。
義母へのプレゼントを「いらない」と言われてどうしよう……と悩んでいる方、きっと多いんじゃないでしょうか。

「気を遣わないで」「本当に何もいらないから」

……でも、何もしないのも違う気がする。
何もしなかったら、それはそれでさみしいんじゃないか、とこちらが悩む。

断る側も、断られる側も、なんだかエネルギーを使う会話です(笑)


今年は奥さんと作戦会議をした

そこで今年は、奥さんと事前に作戦会議をしました。

義母の趣味は家庭菜園とガーデニング。
毎年、花や野菜の苗を楽しそうに育てています。

「ホームセンターの商品券にしよう。
 自分で好きな苗を選べるから、押しつけ感がない」

奥さんも「それいいね」と賛成。

渡すときは奥さんがいる場所で、二人で「受け取ってください」とお願いしました。

一人で渡すと「そんな、悪いよ」と断られる可能性があるので、
奥さんに横にいてもらって「一緒にお願い」する作戦です。

その日はもともと苗を買いに行く予定だったらしく、
商品券を受け取った義母はそのまま即日ホームセンターへ。

嬉しそうに苗を選んでいたと聞いて、ほっとしました。

「何もいらない」は本音じゃなくて、気遣いなんですよね。
受け取ってもらう工夫も、プレゼントの一部だと思っています。


実母がお気に入りのショップを見つけた

一方、実母・サナエちゃんはというと——

最近、一緒にしまむらに服を買いに行ったら、えらく気に入ったらしく、それはもう絶賛。

「安いし、着やすいし、おしゃれなものが多い!」

サナエちゃんは現在デイサービスに通っており、着ていく服をそこで買い揃えることになりました。
今年の母の日は「しまむらにまた連れて行って」ということに。

👉 デイサービスって実際どんな場所?という方はこちら:デイサービスを利用するには?初心者向けに利用までの流れをやさしく解説

ふだんのサナエちゃんは、お願いごとには消極的で遠慮がち。
「そんな、悪いから」「気にしないで」が口癖な人です。

なのに——

母の日と誕生日だけは、なぜかしっかり匂わせてくる。

近づいてくると「そういえば最近しまむら行ってないね〜」とか
「デイサービスに着ていく服、そろそろ欲しいんだけどね〜」とか。

さりげなさゼロです(笑)

でもそれが愛しくて、こちらとしては迷わなくてすむのでありがたいというのが本音です。

ただ、しまむらに行ったら最後。

とことん時間がかかります。

服を1枚選ぶのに試着して、並べて、また戻って、別のを試して……
気づいたら1〜2時間経っていることも。

でも、楽しそうに選んでいる姿を見ると、まあいいかって思えるんですよね。

ちなみにサナエちゃんは近々引っ越し予定があるので、こちらとしては「服が増えるのハラハラ問題」もあるのですが……それはまた別の話(笑)
👉 引っ越し準備のリアルはこちら


おわりに:二人の母の日から思うこと

義母は「何もいらない」と言いながら、受け取ると嬉しそうにする。
サナエちゃんは「しまむら行きたい!」とはっきり言って、全力で楽しむ。

どちらが正解とかじゃなくて、愛情の形が違うだけなんだと思います。

気を遣って遠慮するのも、遠慮なく甘えてくるのも、
どちらも「子どもへの信頼」の表れかなと。

介護中の母の日って、こういう「本音と建前」との戦いだなと毎年感じます。

高齢の方は、最初の一言が本心じゃないことが多い。
「いらない」「しなくていい」は、面倒をかけたくない気持ちの表れで、本当はどうしたいかは、また別の話だったりする。

介護職として、そして家族として両方の立場で向き合う難しさは、
以前こちらの記事にも書きました。

👉 母の介護で気づいたこと〜介護の現場で働く私でも、家族だからこそ難しかった〜

子育てと介護が重なるダブルケアの方は、余計にこの「本当はどうしたい?」を想像する余裕がなくなりがち。

👉 子育てと介護が重なった…ダブルケアの現実と、少し楽になるヒント

毎年ちょっと手がかかりますが、こういう年中行事があるのは
なんだかんだ幸せなことだなと感じています。

さて、来年の母の日はどんな作戦が必要になるやら……(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんのお家はどちらタイプですか?
「うちもそう!」という方、ぜひコメントで教えてください😊

👉 前の話はこちら:仏壇はどうするの?母の引っ越しで直面した「新しい仏壇選び」と「魂抜き」の話


この記事のまとめ

  • 「何もいらない」は本音じゃないことがある。受け取ってもらう工夫もプレゼントの一部
  • 渡すときは一人より二人で。断りにくい状況をつくるのも作戦のうち
  • やりたいことをはっきり言ってくれる親はある意味ありがたい(付き合う覚悟は必要)
  • 引っ越し前なのに物を増やしてしまうのは、高齢者あるある
  • 最初の「いらない」だけで判断せず「本当はどうしたい?」を想像しながら動くことが大切

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