はじめに
実は今、引っ越し準備の真っ最中です。
私が引っ越すわけじゃなくて、母・サナエちゃん(79歳)を我が家に迎える準備。
5月末までに完了させたい。
でも、全然進まない(笑)
実はこの同居、12年前から準備してたんです
話は12年前にさかのぼります。
家を建てることになったとき、妻がこんなことを言ってくれました。
「お母さんも住めるようにしたらいいんじゃない?」
妻のお母さんも、夫を早くに亡くしていて一人暮らしをしていました。
そして私の母・サナエちゃんも、48歳のときに父を亡くしていて、同じく一人暮らし。
「お母さん同士なら、一緒に住めるんじゃないか」
そんな話から、将来の同居を見越した間取りで家を建てることになったんです。
妻の一言がなかったら、こうはなってなかったと思います。本当にありがたい。
ただ——サナエちゃん、最初は同居を拒否してたんです。
「一人の方がいい」「迷惑かけたくない」と。
それでもゆくゆくは必要になると説得して、なんとか間取りに「サナエちゃん部屋」を組み込みました。
ところが家が完成しても「やっぱりもう少し一人がいい」と言い続けるサナエちゃん(笑)
そんな早苗ちゃんが変わったのは、息子が生まれてからです。
孫の顔が見たくて、週末や連休のたびに短期滞在するようになって。
結果的に「気が向いたら来て過ごす」というゆるいスタイルで12年が過ぎていきました。
部屋はずっと「いつでも来られる状態」のまま待機していたわけです。
そして3年前、ついに動き出した
そんな中、3年前に市営住宅の取り壊しが決まりました。
さすがにこれは動くしかない。
ということで「じゃあいよいよ一緒に住もう」という流れになり、今に至ります。
3年前から決まってたのに、なんで直前になってバタバタしてるんだろう(笑)
問題その1:荷物が多すぎる問題
早苗ちゃん、捨てられない人なんです。
「これまだ使えるから」
「これ○○のときにもらったやつだから」
「これいつか使うかもしれないから」
全部とっておく。
79年分の「いつか使うかもしれないもの」があの部屋に詰まってるわけです(笑)
まず服と靴の数がえげつない。
全部ローテーションするのに何年かかるんだろう?というレベルです。
そして着物問題。展示会で購入したものや、結婚のときにいただいたものがあるらしく、これをどうするかがまだ検討中……。
そりゃ思い入れもあるよなあ、と思うと、なかなか「捨てましょう」とは言えないですよね。
他にも——
- 子供の頃に作ったものや工作
- きれいな包装紙(捨てるにはもったいない系)
- お菓子が入っていた缶カン
- 粗品でもらったタオル
- ポケットティッシュの山
……ホントにいろいろ、ある。
段ボールに詰めようとすると、一個一個手に取って思い出話が始まって、気づいたら片付けじゃなく回想タイムになってる。
「それ捨ててもよくない?」って言うと「えっ……でも……」ってなって手が止まる。
途方に暮れながら、深呼吸の回数だけが増えていきました(笑)
問題その2:思い通りに進まない問題
今年の1月からこんなペースで動いています。
金曜日の仕事終わりに早苗ちゃんを迎えに行って、金・土・日と我が家に滞在。月曜日に送り届ける。サナエちゃんは火曜日に燃えるゴミを出して、水曜日はデイサービス。
この流れの中で、空いた時間に少しずつ片付けをしてもらうようにお願いしていました。
……が、これがなかなか進まない。
「今週は行かなくていい」と突然キャンセルになることもあるし、いざ片付けを始めても「今日はこの棚をやろう」と決めたはずなのに、なぜか別の引き出しを開け始めてる。
「それは後でいいって!」って言うと「あ、そうだっけ?」ってにこにこしてる。
悪気はないのはわかってる。でも5月末というリミットはじわじわ近づいてくるわけで……。
介護の仕事をしてる私が言うのもなんですが、仕事では冷静に対応できるのに、母相手だとつい焦ってしまう。
まあ、一番困っているのは結局「物が捨てられない問題」なんですけどね(笑)
少しずつ運んでいます
一気に引っ越すのは難しいので、毎週末少しずつ車で荷物を運んでいる最中です。
積める分だけ持ってきては、部屋の隅に積み上げて……を繰り返してます。
じわじわ増えていく段ボールを見てると、「あ、本当に来るんだな」って実感が湧いてきますね。
12年間待っていた部屋が、ようやく使われる日が来る。
嬉しいような、ちょっとドキドキするような、不思議な気持ちです。
おわりに
5月末まで、あと約1ヶ月。
荷物はまだまだあるし、サナエちゃんのペースは相変わらずマイペース。
でも焦っても仕方ないので「急いでもしゃーない、でも間に合わせる」くらいの気持ちで今週末もまた片付けに行ってこようと思います。
同居が始まったらまたブログに書きますね。
果たして親子でうまくやっていけるのか——乞うご期待です(笑)


