介護支援専門員(ケアマネ)になるまでのお話⑤

ケアマネ

📌 この記事でわかること

  • 試験前日・当日の過ごし方
  • 緊張を和らげるための工夫
  • 試験本番で大切にしたこと

試験当日の話し(ドキドキ)

試験当日の話

ナチュラル、フラット、平常心。50歳最大のチャレンジの日。


前日——眠れなかった夜

試験前日の夜。

あまり眠れなかった。

意識しているつもりはなかった。でも体は正直だった。 不安な気持ちがじわじわと出てきて、いろいろ考えてしまって——結局、眠り薬を半分飲んだ(笑)

それでもある程度は眠れた。

そして翌朝、起床はいつもと同じ時間。 いつもと同じ朝食。いつもと同じルーティン。

実はこの日、ひとつ密かな目標を達成していた。 「試験直前までに過去問3,000問を解く」

試験直前にそんな目標を立てて大丈夫かと自分でも思ったけど、意外にも達成できた。 朝から3種類の過去問を解けた自分に、少し驚いた。

昼からは家族で買い物に出かけ、ばあちゃんのおでんを食べて、風呂に入って、持ち物チェックをして就寝。

日記にこう書いていた。

「やる事はやった。後はいつも通り、自分を信じてやり抜くのみ。ナチュラル、フラット、笑顔でがんばりまーす。」


当日の朝

試験当日の朝。

特別なことは何もしなかった。

いつも通りベッドを整えて、カーテンを開けて、体重を測って、水を飲んで、冷水シャワーを浴びた。バターコーヒーを飲んで、カフェBGMをかけた。

いつも通りのルーティン。それだけだった。

奥さんと一緒に会場へ向かった。 「また、やりたくなるかもしれないから取っておいたら?」と言ってくれた人。特別な言葉は交わさなかったけれど、隣にいてくれるだけで十分だった。


会場に入って

会場は広かった。試験官が何人もいて、独特の雰囲気があった。

みんな参考書を見ながら最後の確認をしていた。 自分もやろうか迷ったけど、やめた。

今更見てもしょうがない。やる事はやってきた。

そう思ったら迷いが消えた。

そのままの場所にいると雰囲気に飲まれそうだったので、一度会場を出た。 音楽を聴きながら外を散歩して、気持ちをリセットしてから再入場した。

これが正解だった。


試験本番

問題を開いた瞬間、頭が動いた。

30分1セットで一旦休憩を挟みながら進めた。 難しい問題に当たったときは深呼吸。それだけで焦りが取れた。

今まで一緒に頑張ってきた短くなった鉛筆半分まで減った消しゴムを見つめた。 ポケットのお守りを触った。使い捨てカイロで手を温めた。

毎朝練習してきた「いつもの感覚」がそこにあった。 ケアレスミスをしないよう途中で確認もした。マークシートのズレも丁寧に見直した。

時間を20分ほど残して、解き終えた。

残り時間は自信のなかった問題の見直しに使った。 悔いを残さずやり切ることができた。


帰宅後——一人で噛み締めた

帰宅後、お昼を食べてから解答速報で自己採点した。

60点満点中52点。

例年の合格ラインからすると、安全圏だった。

誰かに報告したわけじゃない。その場で騒いだわけでもない。 ただ、一人で静かに噛み締めた。

日記にはこう書いた。

「長かった50歳最大のチャレンジ企画も無事に終焉をむかえ、ホッとしています。」

そして翌日、早速釣りに行った(笑)


⑤はここまで。次回は「合格通知が届いた日の話」です。


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