先日、52歳でFP3級を受験し、自己採点では合格圏でした(正式発表は8月中旬です)。
結果の詳細はこちらの記事に書いています。
→ 52歳、AIと作った自作アプリでFP3級に挑戦した結果|自己採点で合格圏でした
今回はその姉妹編として、勉強に使った「道具」を全部見せます。
先に言っておくと、私はプログラミング知識ゼロの非エンジニアです。
「どうせAIツールを使いこなせる人の話でしょ?」と思われるかもしれません。
違うんです。
やったことは、日本語でお願いしただけ。
介護とお金の勉強を始めた普通の52歳でもできた、という記録としてお読みください。
道具1:AIに作ってもらった過去問アプリ
メインの道具は、自作の過去問学習アプリです。
「自作」といっても、私はAI(Claude)に日本語で「こういうのが欲しい」とお願いしただけ。
プログラミングは全部AIがやってくれました。
できあがったのは、HTMLファイルたった1枚(約4.6MB)。
過去問のデータごと1つのファイルに入っていて、ブラウザで開くだけで動きます。
インストール不要、サーバー不要、お金もかかりません。
機能はこんな感じです。
過去問PDFをドラッグ&ドロップで読み込み、答案用紙に解答を入れると自動採点。
間違えた問題は「通算◯回ミス」として蓄積され、分野別の正答率とスコア推移もグラフで見えます。

使い方は、模試のように1回分を解いて、採点して、ミスの多い問題から復習する。
この繰り返しです。
スコア推移のグラフが合格ラインの60%を超えていくのは、なかなか気持ちのいい眺めでした。
いちばんの驚きは、使いながら「ここが不便」と言えば直してくれること。
市販のアプリなら「そういう仕様です」で終わるところが、自分専用なので要望が全部通ります。
そうやって改良を重ねて、v2まで育ちました。
「アプリを作る」って、もう特別な技術じゃなくて「お願いする力」なんですね。日本語が話せれば大丈夫でした。
道具2:自分専用の「直前見直しノート」
試験直前には、AIが1ページの見直し用Webページを作ってくれました。
元になったのは、アプリにたまった「私が間違えた問題の記録」です。
冒頭には「お守り3か条」。
①設問の文末チェック、②きれいな数字が出ても即マークしない(最後の一手を照合)、③迷ったら飛ばす(CBTは後から戻れる)。

頻出論点の要点もまとまっていて、係数の語呂合わせが妙に頭に残りました。
「貯めてゲレンデ=減債基金」「ローンでゲレンデ=資本回収」。
そして目玉は「自分の失点パターン表」。
読み飛ばし、最後の一手抜け、途中で丸める……私の間違い記録から抽出された、私だけの弱点リストです。
当日チェックリストまで付いていました。
「免許証死守」「電卓は持ち込み不可、画面上の電卓を使う」など、地味に助かる項目ばかり。

市販の参考書との違いは、「自分がよく間違えるところだけ」が載っていること。
いわば世界に1冊だけの、私のための弱点ノートです。
直前の30分に読むものとして、これ以上のものはなかったと思います。
道具3:わからない問題はスクショでAIに質問
前回の記事でも触れましたが、わからない過去問はスクショをAIに貼って解説してもらいました。
ポイントは、答えだけでなく「制度の背景・理由」から説明してもらうこと。
「なぜこの答えになるのか」を理由ごと覚えると、似た問題が出ても応用が利きます。
丸暗記が年々つらくなる52歳には、この覚え方が合っていました。
解説書のページをめくって探す手間もなく、聞けばその場で答えてくれる。
24時間いつでも付き合ってくれる家庭教師、という感覚でした。
夜中に「なんで?」を何回ぶつけても、嫌な顔ひとつしないのがAIのえらいところです。人間だったら絶交されてます。
最後の道具は、神頼みでした

ここまでAIだの自作アプリだのと語ってきましたが、白状します。
最後の道具は、神頼みでした。
試験10日前の6月29日、釧路の厳島神社で夏越の祓の「茅の輪くぐり」をしてきました。
半年分のけがれを落として、心機一転です。
茅の輪をくぐりながら考えていたのは、正直、試験のことでした。
神様、動機が不純ですみません。
その帰りに授かったのが、勉強のお守り「勧学守」。
ブルーの美しいお守りで、試験当日も一緒に会場へ行きました。

最新のAIと昔ながらのお守り、両方カバンに入れて試験へ。52歳、使えるものは全部使うのです。
まとめ|「お願いする力」があれば道具は作れる
今回お見せした道具は、どれも特別な技術で作ったものではありません。
普通の52歳が、日本語でAIにお願いしただけです。
市販の問題集アプリに自分を合わせるのではなく、自分の弱点に合わせた道具を持てる。
資格勉強のハードルは、思っているよりずっと下がっています。
介護の合間に勉強する同世代の方にこそ、この身軽さを知ってほしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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